校長あいさつ
 校長あいさつ    
 
 群馬県立二葉特別支援学校のwebページにアクセスしていただき、ありがとうございます。本校は、全国で6番目に設置となった肢体不自由教育の特別支援学校で、小学部と中学部があります。群馬県高崎市足門町に位置し、北西に榛名山、北東に赤城山を望み高崎市、前橋市の市街地を一望できるロケーションです。
 昭和34年に群馬県立二葉養護学校として設置となりました。その母体となったのが、昭和26年、群馬整肢療護園内に設置した「嫩葉学園 (ふたば がくえん)」(法人経営私立)でした。命名者は、「肢体不自由児の父」と言われている東京大学名誉教授高木憲次氏です。
 子どもが生涯にわたり成長発達を続けていく基礎を養い、地域社会を形成する一員として、心豊かにたくましく生きぬく力の育成を図ることを学校の教育目標としています。隣接する群馬整肢療護園、そして群馬県立二葉高等特別支援学校と連携し、協力をいただきながら、教育活動を進めています。
 今年度の在籍者数は、小学部54名、中学部40名で、小・中学校に準じた教育から訪問教育まで4つの教育課程で94名の子どもたちが学んでいます。訪問教育では、在宅、群馬整肢療護園、はんな・さわらび療育園へ教員が出向いて授業を行っています。また、群馬整肢療護園から看護師が派遣されており、看護師の助言のもとに、研修を受けた教員による医療的ケアも実施しています。
 現在、スクールバスは5線路(藤岡・倉賀野、富岡・安中、渋川、前橋、高崎)で運行しています。子どもたち、保護者の皆様にとって安心・安全な学校であるよう教職員が「チーム二葉」の一員として使命感と責任感を持って取り組んでいきたいと思います。本校の教育活動に対して医療、福祉、地域の皆様、放課後等デイサービス、関係相談機関等の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
                               令和6年4月 
                         群馬県立二葉特別支援学校
                          校 長    髙 橋  玲